身長:181cmらしい 体重:70kgと推定される
一人称:ボク・俺・私
二人称:兄さんの○○・あなたetc.
Like:兄さん
Dislike:体がないこと
夢見る奇蹟の三つ子 姿なき者
言葉遣いにつかみどころがなく、常に兄の存在を前提に置く存在。バニシング・ツインによって消失した『アイツ』であり、その後結合双生児として生まれたルドラとサラマンダーに実質的な寄生をしている。福秋199の依頼でサラマンダーが過度に負傷したことをきっかけに、サラマンダーの精神を侵食する代わりに彼の体を支配する権限を持った。
人のことを愛玩動物ないし自分を進化させるためのパーツとして見ている。そこに人類愛も隣人愛もなく、ただ時が来るまで見守り、ただ時が来れば蹂躙する。そのためか人を弄ぶことに対して全く抵抗を見せず、女子供にも気分次第で暴力を振るうことを躊躇わない。それは、兄の体の面影を悪用することさえも。
武器はリボルバー。弾は花火を買ってほぐして自作したり、賞金目当てに襲撃してきた悪党番から『貰ったり』する。また、言葉による精神攻撃を得意としており、催眠に近い要領で無力化することも可能。
主に殺人目的の放火、あるいは思想を代弁するためのテロ。教唆も得意としており、その気になれば洗脳も可能。また、医療技術も心得ているようで、代替の外傷は治療可能。
「やぁ。ボクは『アイツ』だったもの。あるいは、佐藤葛と述べさせてもらうよ」
「さぁ、絶滅を生きる人類たち。ボクに願いを述べるといい。全部全部、叶えてあげよう」
「『兄さん』たちのことは大好きだよ。ボクが存在することが出来る唯一の錨だからね」
「どうしたの?話してごらん、聞いてあげるから」
「あぁ、別にいいよ。元々期待してないから」
「ボクはあなたが思ってるより何もできないんだ。……だって、ずっと閉じ込められてたんだもん」
「歩けて、呼吸が出来て、ってとっても素晴らしいことだよね」
「さぁ、出番だよ『兄さん』」
「ボクの生存本能、どうか楽しませてね」
不明につき要調査。悪党番【ルドラ】及び音秤【サラマンダー】の調査を通して調べる方針。